ロスジェネ夫婦日本脱出

タイなら生きられるかも?で来てみた

なんでだろうー?豊かになるって共働きすることなのか!

サワディーカ!

バンコクは乾季に突入し、朝晩は涼しくてブランケットが欠かせなくなりました。で、油断して長袖着ていくと昼は暑いっす ピース夫妻ゆかりです

 

うちらのばーちゃん時代はとうちゃんが働いて、母ちゃんは家事と育児が主流でした。

私は共働きの家庭で育って、自分も結婚して共働き。今はバンコクに移住して、私が働いて、ピースくんは学校に行ってます。うちは夫婦逆転、私は家事が苦手でピースくんはお料理が好きなので、しなやかに逆転です。収入は半減するけど、ストレスはこっちの方がなくてうちらには合ってる。時間のすれ違いや忙しくてピリピリしちゃうのはなるべく避けて生きたいです。

 

バンコクではいわゆる駐在員として日本からタイの会社に赴任してきたファミリーは、とうちゃんが働いてってパターンが多いけど、現地採用でも生活の価値観にもよりますが、一人の収入で十分生活できます。しかし、コールセンターなどの仕事は給料が3万バーツ、最低賃金は5万バーツからなのに、なぜかまかり通っていて、ここにもはてなを感じますが、コールセンターで働きながら不労収入を勉強し、今や独り立ちしている人もいるので、人生は本当にいろんなパターンがあるなって思うし、何が幸せかも多様になってきてますね!

タイの首都バンコクは家賃も探せば一万円とかザラ。東京では、私が住んでた最低家賃はうさぎ小屋みたいな家で5万円でした。移住前の家は14万、今思えばありえない。断捨離してその頃の家の半分くらいのバンコクのアパートに住んでますが、家賃は11000B。探せばもっと安いとこはあるけど、キッチンがなかったり、ここは静かで清潔感もあるので納得してます。

 

東京に住んでる人はどれくらい共働きしてるんだろうか?

なんだかあたりまえのような感じがすらあるけど、ほんの50年前の日本だったら、とうちゃんだけが働いても生きていけたのに、時代は豊かになったんだろうかってふと考えてしまいます。なんだか、働いてないと人間ではないってわけじゃないけど、実際ふたりで働かないと東京では生活はできませんでしたし。すれ違いが出来たり、忙しくてキリキリしちゃうんだったら豊かになってるとは思えないですね。

 

ただただ消費に溢れ時間に追われた生活をしてないか

 

タイもまさに共働きしている夫婦やカップルが増えてます。東京の後を追うように

 

お金があるとできることが広がることももちろんあります

 

日本はこれから四人に一人が高齢者になり、貧困層が先進国でも増えてきてる

異常な国になりつつあります

 

日本の政治はさらに格差を広げるような感じの政策が目につきます。どんどん庶民の負担は増え、消費税や東電の廃炉のお金も庶民の電気代に上乗せして徴収してくる。

おかしくねえか?年金だって払い続けてもらえるのが70歳って悪徳詐欺?

しまいに、最近人の貯金を大義名分では貧しい子供や福祉政策のために国が使えるって法案が通ったみたいでびっくりです。

もう泥棒の域ですよ、これは

タイも超格差社会だけど、豊かな食のおかげでみんなそれぞれ生きてる感じがします

 

私たちはようやくなんとか移住先で生活できるようになっただけだけど、やっぱり国にはたよってらんねーなーって思うわけです。

 

バンコクの生活を楽しみながら心穏やかに、ゆっくり生きて生きたいですわ

 

 

 

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素人が会社を立ち上げてはみたものの果たしていくら稼げたのか

1年経つの早いなー

結論から申しますと、到底生きていけないなってことで就職活動をして、現在は現地採用で働いています。

ピース夫妻が1年で現金化できたお金は17万円ちょっと

これは、ほとんどが断捨離によるものなので、、、

会社に行かないで働く方法と大それたことを言ってみましたが、

ほとんどできてません。

が、これが現実。これが1年ってことで一応書いておこうと思い

内訳は

10000B およそ30000円 日本からEMSでタイまで運んで、壊れてしまったターンテーブルをタイで断捨離しました。今はレコードもないので使わないし、移動するのに重いし、壊れて修理出すのもタイ語も読めなくて話せないのでは大変なので断捨離しました

 

7000B およそ21000円 タイの田舎で9500Bで買い、田舎に住んでる時は毎日のように乗っていましたが、バンコクに引越すことになった時断捨離しました。バイクを購入したとこで買い取ってもらいました

 

69000円 これは日本からタイに来る時、時間がなくて断捨離できなかったけど、ピースくんが一時帰国したので、その時にした断捨離です。日本にいる時使ってたImac27inc使わないのに持ってても仕方ないし、古くなると値段も下がるので、ヤフオクで売ればもっと高く売れたかもしれませんが、今回は時間もなかったので、マック買取専門店で買い取ってもらいました

 

50000円 これはマックを使って、ライティングでコツコツ稼いだお金です。1年で50000万じゃ到底暮らしていけないので、就職することにしました。本当は不労収入を狙って始めたネットビジネスですが、まだまだ全然できてないし、ひとまず、最近はブログも更新できてないので、今日は無理やり記事にしてみました、笑

 

全部で170000円ですけど、ほとんど断捨離だし、断捨離したお金でマックをもう一台買ったり、今思えば、なんでターンテーブルを送ったのか、送るのにもお金かかってますし、マック売ったのも、ピース君の一時帰国の旅費になったしで、バイクも最初買ったものを売ったって感じですけど、断捨離で現金化できるものはした方がいいかな。

使わないんだったらもったいないし、ましてや移動するなら荷物になるし。

そのお金で一時帰国できたり、マックをもう一台買えたからいいかなーって感じ

 

とにかく、これじゃ生きていけないから就職し、二人で生活するお金はもらえている今に感謝

 

タイで就職するとだいたい4ヶ月試用期間ですが、それも来月になったら終わり。

 

早いなー

 

社員になれたら休みが増えるので、もう少しこっちもやっていきたいです

 

 

 

プミポン国王崩御を肌で感じています

10月13日、タイの国王がお亡くなりになられました。

 

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その日は私にとっても不思議な日でした。

朝からタイ庶民の美しさがやたらと目に飛び込んできて、お昼はタイ人の同僚とタラーで黒い服買って、その後、彼女のお父さんの話になり、自分は大抵のことは耐えられるけれど、お父さんが亡くなってしまったことだけは耐えられないと涙ぐんで話しているのを聞いてもらい泣きした日でした。彼女が今、英語と日本語を話せるのはお父さんが頑張って働いて大学に行かせてくれたことだけど、親孝行する前にガンになって亡くなってしまい、とても辛いと。その日の午後、プミポン国王が亡くなられ、タイ人は会社で集まってひっそりと泣いていました。

これだけでも、どれだけ愛されている国王なのか肌で感じました。

この日の出来事はどーせいつもの勘違いだけど、なんか繋がっていたような気がして、私にとっても忘れられない日となりました。

 

私はその日にタラーで買った黒い洋服で次の日出勤

そして、次の日、いつものようにバスで会社へ、バスの中は99%ブラックでした。バスに乗る人は、タイの中でも庶民です。決してお金をたくさん持っている人たちではありませんが、Tシャツやら、ポロシャツやら、みんな思い思いのブラックで喪に服す姿がとても美しかったです。

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そして、会社に行くと、私なりの喪に服する行為にタイ人からキス

会社のタイ人は100%ブラックでした。

そんな光景を目の当たりにした私は、黒い服を探しに、家の近所のショッピングモールに行きました。でも、あのバスで見た光景を思い出すと、なんか違う。で、次の日また違うショッピングモールに行って、催事場みたいなとこがあって、みんな結構そこで買い物してるので、そこで黒い服を買いました。なかなか斬新なデザインがあったりして面白いです。フリンジとかね、買わなかったけど、そこで発見というか、いいデザインのものをみつけられると嬉しいもんですよ。

なんかね、タイも日本の高度成長の時みたいに、資本主義経済にまっしぐらな感じで、おしゃれなブランドのお店とかあるけど、やられちゃってるって思っちゃう。実際そんなにイケてるって思わないし、あのタイ庶民の光景を見ると、あの人たちが買うようなものを買おうって思ったんですよね。

日本のような道は辿ってほしくないというかなんというか。バスに乗ってる庶民は、みんな助け合うかんじや、男の人とか席とか譲ってくれるし、とってもジェントリー。小金持ちの方がズカズカ横入りとかしてきたり、横柄だと感じる人が多いです。

タイの底力はやっぱり食にあり、タラーにあると私は思います。活気と笑顔があります。

日本は今、ただでさえ食料自給率が低いのにTPPにまっしぐら???どんどん貧しくなっていくんじゃないでしょうか。

タイにはタラーがあります。やっぱり40Bでできることがたくさんあるのが底力ですタイ。

日本じゃ、コンビニとかインスタントになってしまいますから…貧しい限りです。

プミポン国王が国民に愛される理由の一つに、貧しい人たちが飢餓に苦しむのをなくすために、農業に力を入れ、今のタイの豊かな食があるのだと思います。

また、ロイヤルプロジェクトでは、できるだけ農薬を使わない技術を広めたり。コレって日本じゃやってないですからね、日本ではほんとの豊かさに気づきはじめた人がやってるかんじ。

タイはいい意味でも悪い意味でも柔軟なので、どんどん外のものを取り入れるけど、タイの素晴らしさも忘れないでほしいと願うばかりです。

 

そして、人の上に立つ人は、弱い人に寄り添える人だと思うんですよね。

あとは友人に教えてもらったプミポン国王から娘に宛てた手紙をシェアします。

 

2004年10月6日
娘へ
この世界では、全てのものは常に対をなしている。
闇と光
善と悪
好きな方を選べと言われたら、誰もが明るい方を、良い方を選ぶだろう。
しかし、その願いを叶えるには、明るい方、良い方に向かうには、人を愛することが必要だ。
人を愛することで、あらゆる問題は解決できる。
この世界は幸福で満たされ、平和になり、愛で溢れるようになる。
お前に伝えておきたい。
1. 周りの人をみんな友と思いなさい。共に生を受け、共に歳を重ね、共に痛みを分かち合い、共に天に召される。過去も、現在も、未来も、いつのときも、全てを分かち合う友だと。
2. 世界の良いところを見なさい。そうすれば世界はより良いものになる。現実をきちんと見ること。そうすることで、問題のあるべき解決策が導き出される。
3. 自分の足で立ちなさい。すでに満たされているのだというベースを自分の中に持つこと。今あるもの、今得られているものに満足すること。それがどうであれそれを受け取る。執着せず、あればいいが、なくてもいい、という考え方を持つこと。身の丈に合ったものに満足すること。持っているものが少なければ、得られるものが少なくても、それで満足すること。
ー 余裕を持つこと。自分に余裕がないと周りに迷惑をかけてしまう。
ーそこそこで満足すること、働いて、その働きに見合ったもので満足するということ。
ー 自分自身に見合った立場でちゃんと生きること。
4. ぶれない心を持ちなさい。怠惰は罪であり、勤勉さには価値があると知りなさい。嫌なことがあったときは、またいいこともあるし、楽もあれば苦もある、賞賛を浴びることもあれば陰口を叩かれることもある。ついてないときもあれば運に見放されるときもある。それが自然の摂理なのだ、と唱えなさい。
むやみに嘆いたりせずに、「そういうものだ」と思いなさい。
父より
2004年10月6日

とっても素敵な手紙です。

そして、ピースくんと散歩をしてたら、ストリートの人たちが壁を黒く塗りつぶしていました。本当に、ストリートの子たちにもリスペクトされているんだと感じました。人種や階級を超え、タイの人々に愛される国王だと感じます、

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そして、タイ語まだまだわかんないけど、なんて書いてあるかピースくんが聞くと、タイ人の友達が、父の教えをこれからも守り続けると書いてあるみたいで、未来に向けての素敵なメッセージだなと思いました。

 

とにかく、今、タイは深い悲しみに満ちています。そして、タラーでは黒服がバカ売れで、早速ふっかけているって話も。。。

 

今のタイを感じて明日からまた

 

 

 

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