価値観はひとつじゃない☆タイはお葬式も多様
タイにきてはじめて遭遇したお葬式
はじめてお葬式に遭遇したのは突然でした。
ミャンマーの友達に誘われてムスリムエリアにいったとき
お母さんがおいでおいでと連れてってくれたのがお葬式現場でした
亡くなったおばあちゃんが横たわっていて、女たちが綺麗に布で包んで葉っぱに水をつけたもので清めてあげていました
突然すぎる光景に驚きながらも静かに黙ってみてました
そのあとは男たちが布で包まれたおばあちゃんを外に運んで土に埋めてあげていました
土葬なんですね。
タイは火葬と聞いてましたので、やはり宗教の違いなどでこちらは土葬だったんですね
2度目のお葬式に遭遇
いつものようにヨガを終え、ローカルレストランに食事にいく際
なんだか賑やかな音楽が聞こえてきました
家の前で食事をつくり、広場に椅子を並べ、道路でダンス
サウンドシステムにドラムもついてて、キーボードやベースを弾いてる人はみんな座ってる。ヴォーカルの人も座って歌を歌ってる
なんなんだ!
どうやら、お葬式のようなんです
誰も泣いてない
食べて、飲んで、踊ってる
日本のお葬式とはまるで違うこのかんじ
悲壮感もなく、めっちゃやる気があるわけでもなく
ゆるやかにたのしそー
日本のお葬式はたったひとつのスタイル
日本のお葬式は葬儀屋さんが段取って親族もそれに従う
静かでみんな喪服をきて、涙をながす人もいる
小さな頃から日本のお葬式しか知らなかったからそれがあたりまえだと思っていた
でも、タイにきて全く違うお葬式ふたつと遭遇
日本のそれはたったひとつのスタイルだと
日本では葬儀もビジネスのような感も感じましたが、ムスリムエリアでみたお葬式は全くそのようなものを感じませんでした
村の人に看取られ、病院じゃないとこで人生の最期を迎えたおばあちゃんは幸せだったと思いました。
日本も昔はそうだったんでしょうね
スタイルは時代と共に変化していったり、ムスリムのように変化しなかったりほんと色々
考え方がひとつしかないとこれじゃなきゃダメとかこうしなきゃダメってなりがち
ひとつじゃないんだって気づくと多様な中でどうしたら平和に過ごせるかってなる
こっちの方が平和を感じるのはなぜだろう
あれダメこれダメがただ嫌いなのかもしれませんが、価値観はひとつじゃないことは確かです
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